今年の入学者試験は、体操服を畳んで袋に入れる、縄跳び結び(外部)、箒を使用して掃除ができる(内部)等、附属ならではの生活経験を主に置いた試験が実施されました。基本的なことも含め下記の通り受験に関わって纏めていますので、参考にして下さい。
受験時服装・持ち物
1.服装
お受験はカラーは「紺」です。爽やかで清潔ある服装が好ましいです。
紺色をベースに揃えましょう。
familiarやMIKI HOUSE等がベストですが、全て、イオン等でも揃えられるものです。
【子ども服】
附属の受験は冬ですので、長袖で問題ありません。
運動を行うため、女の子はスカートは避け、ズボンを着用してください。
ゼッケンを着けるので、ゼッケンが引っかかりにくい服にしましょう。紺のダッフルコート等もお勧めです。
【保護者服】
もちろん紺や黒で揃えるのが基本です。カバンは上靴等いれることになるので、大きめとして下さい。また床に置いたときに立つものを選ぶのがポイントです。家で履いているスリッパを使用するのはNGです。
2.持ち物
ハンカチを持っていくのは、基本中の基本です。
一番、役に立つのが、本(大人用と子ども用)と折り紙です!とにかく待ち時間が長いです。1時間・2時間は待たされます。
小学校
1.面接
□面接方法
面接官2名、親1名と子ども1名で面接を行う。
1人10分程度。質問は3つ程度。
□志願者(子ども)に対しての質問(例)
・普段どんな遊びをしていますか?それは、どんな遊びですか?
・お友達が自分がしたい遊びとは、別の遊びをしようと誘ってきました。何て答えますか?
【ポイント】
・一人遊びではなく、複数人でのグループ遊びの方が評価が高い。
・どんな遊びかは、5W1Hを意識して回答できるか。どこで、だれと、どんな遊びかを論理立てて話せること。例えば、鬼ごっごの場合「鬼から逃げる遊びです」と一言で返答しないようにすること。
・お友達の気持ちを考えて、返答できるかがポイント。
□保護者に対しての質問(例)
保護者の横においてある机には質問が記載されたカードが置かれています。
カードに記載されている内容を、子どもに質問してください。
嫌いな食べ物は、何ですか?なぜ嫌いですか?
子どもが最近、夢中になっていることは何ですか?
【ポイント】
普段の親子の関係が見られています。目を見て話せているか、子ども視線で話ができているか。父親が面接を受ける時は、普段から子どもを観察し、会話を多くするよう心がけましょう。
2.考査
小学校受験における科目のひとつ「運動」。この運動について、みんな練習するのが「くま歩き」。知らない人も多いのでは…。そんな方は、ぜひ、この動画をご覧ください。
幼稚園
1.面接
□面接方法
面接官2人、親3名と子ども3名でグループ面接を行う。3人で15分程度。質問は1人3つ程度。
面接では、附属幼稚園ならではの質問が行なわれます。これは、他の私立小学校等には無いもので、準備が必要です。母親が願書を記載し父親が面接を答える場合は特に要注意です。
□志願者(子ども)に対しての質問(例)
□保護者に対しての質問(例)
・本園は、教育実習の機会が多いですが、どう思われますか。
【ポイント】
3名で行いますので、話しが長くならないよう端的に答えてください。
幼稚園で特に親として求められるのは、学校の事を理解しているか、志望動機は正当か、論理的か、等ではなく、クレーマーにならないかどうか。自身の回答が、クレーマーに発展するものではないか、特に意識して、回答してください。教育観が強すぎるのは要注意です。ここが附属において他の学校とは大きく違う点です。
2.考査
3.当日、園内における流れ
①ゾウ門から入り「A」にて受付、待機。
②子どものみ「D」に移動、考査。親は、引き続き「A」に待機。
③その後、親は「B」に移動、待機。
④考査が終わった子どもは「B」に移動。
⑤子どもと親と一緒に「E」に移動、面接。
⑥「E」を出て終了。ゼッケンを畳んで、裏門から帰宅。